
立華だより 2026年2月
*かぷっ*
本格的な冬の寒さが訪れています。朝、園庭で見つけた氷や雪を触ったり、吐く息の白さが面白く何度も「はー」としたり、子ども達も肌で冬の季節を感じているようです。日中は寒くても園庭を走り周り、サッカーをしたり、車を漕いだり、気づくとジャンパーを脱いで遊んでいる子も見られ、「こどもは風の子」だなぁと思いながら見ています。
さて、先日幼稚園では【家庭学級】の4回目がありました。家庭学級は、幼稚園や認定こども園の保護者の皆様と園児が様々な講座や活動を通して学びを深めるために、父母会活動に対して仙台市からの補助金を受けて開催しているものです。1回目は保護者対象に「おうちの人のための性教育講座」、2回目は「バルーンパフォーマンス」、3回目は「おうちの人のための防災講座」。そして今回4回目の「和太鼓鑑賞会」でした。今回ご公演いただいたのは、「NPOみやぎ・せんだい子どもの丘」所属の「宮音座(みやねざ)」さんです。演奏歴は20年近く、和太鼓も獅子舞も披露できるということで、あまり普段目にすることのない日本の伝統的な文化活動に触れることが出来る貴重な機会と捉え、お願いしました。保育園の子ども達も幼稚園の子ども達も、見たことのある太鼓だけれど初めて聴く大人の太鼓演奏に目をキラキラさせ、心にも身体にも響き渡る太鼓の振動に大興奮していました。
【獅子舞】は、口を大きく開けて迫力ある動きから始まり、子ども達の前で一通り踊ったあと、踊り疲れて眠る仕草が入り、それが何とも親しみを持てる動きで、見ていた子ども達もほっとした表情に。と同時に【ひょっとこ】が出てきて、ひょうきんな動きで獅子舞を起こしてしまうという流れに引き込まれ、いつしかたくさんの笑いが起きていました。獅子舞は、お正月やお祭りで厄払いや無病息災を祈る伝統行事で、日本の民俗芸能のひとつです。獅子舞が人の頭を噛むという行為は、その人の邪気を払うという意味があり、縁起のよいことということで、子ども達にも「かぷっ」としてもらいました。子どもが頭を噛まれると、厄除け効果の他にも「頭がよくなる」という話もあるとか。参加された保護者の方も職員も、みんな「かぷっ」としていただき、「いい1年になりますね!」と幸せを祈っていただきました。怖くて泣いていた子も、怖いけど気になって見つめていた子も、和太鼓ワークショップも経験し、最後はみんな「楽しかったね!」と大満足な笑顔になりました。動画や写真もいいけれど、やはり本物に触れるというワクワクドキドキな体験は、子どもの表情を見ていると本当に大事なことだなぁと思います。来年度の【家庭学級】も、保護者の皆様や子ども達にとって有意義な時間にしていけたらと思っています。ぜひご参加くださいね。(沼)